21.白星竜の受粉交配
開花した白星竜に受粉交配させました。
まだ本体が小さいので、とりあえず6個の花を残し、上はチョンパしました。
下3個には普通臥牛、うえ3個にはパール臥牛の花粉を使用しました。
それらは開花していないので、冷凍保存してある花粉を使います。
ガステリアの花はおしべめしべ共に、花の中に引っ込んでおり見えません。なので花弁を切開します。
まず花の一番膨らんでいるあたりにカッターを入れ幅5ミリほど開口部まで引き裂きます。
もう1回、切ると花弁のほぼ4割ほどが無くなり、おしべめしべが露出します。
受粉にじゃまなおしべを先の尖ったピンセットで挟み、むしり取ります。
取ったおしべは、次回の受粉のため、薬包紙に包んで冷凍保存します。
あとは別の薬包紙に包んである花粉をピンセットで取り、めしべに受粉させます。
受粉させた花には、日付・父親を書いたメモを付けて終了です。
4個目の花の時、大失敗をしました。
急いでやろうと、3本のおしべをむしったら、うち1本はめしべでした。痛。
急いては事を仕損じる・・・。
初めての経験でした。