ドバミミズの完全養殖への道

興味の変化に伴いブログの内容も変化しており、多肉植物→組織培養→今回はミミズです。

サボテンから多肉植物に移ってきました。
まだ初心者ですが、ガステリア・オブツーサに魅せられ栽培を始めました。
遅い生育をなんとか早めようと、促成栽培に焦点をあてています。
ぜひ皆様のお知恵を拝借させてください。

ドバミミズの生活環境その2

★ミミズは皮膚呼吸をしてますので湿った土が必要です。体力と溶存酸素さえあれば水中でも生きることが出来ます。
・また暑さやムレに弱いので通気性の良い土が必要です。
・広葉樹の落葉を好みます。
・尾の付近を掴むと自分で切って逃げるという話を聞いたことがありますが、ネットで調べる限りではミミズがトカゲのように尾を自切するという話を見聞きしたことがありません。

地表に牛ふん堆肥をまく

総員49匹を大(10cm超、5匹)・中(5から10cm、14匹)・小(5cm未満、30匹)に分け、それぞれを2リットルのペットボトルに入れて飼育を始める。大・5匹・総重量8.2g・平均体重1.64g、中・14匹・総重量5.8g・平均体重0.41g、小・30匹・総重量8.1g・平均体重0.27g、


★10/9 最上部に新聞紙を1枚濡らして敷いてあるが小1匹新聞紙の上で死亡していた。総員48匹となる。
熱帯魚水槽が空いていたのでその中に入れている。上部はビニルシートでカバーし、エアコンの効いた居室に置いている。四方から明かりが入るので外からは個体は見えない。


先日牛屋から購入した牛ふん堆肥(18リットル税込み200円)を加工した。まず5メッシュのふるいを通したのち、24メッシュのふるいを通した細粉を生活土の上に薄く(5㍉)まいた。大好物という牛ふん堆肥をどのように食べてくれるのか楽しみだ。
13時、室温26.8℃ 水槽内27℃ 湿度80% の時に200ccのペットボトルを冷蔵庫で凍らせ、水槽の中へ入れた。1時間後、水槽内の温度は26℃になっていた。
新聞紙をめくってみると2mmほどの球体が見えた。卵胞かと思い取り出そうとするとダンゴムシの幼体だった。

ミミズの生活環境

★生活環境
容器として2リットルペットボトルの上端を切断したのだが深さは23cmで、予定していた25cmの深さは確保できなかった。ボトル底部に水抜き穴は開けていない。
底部5cmに庭で採取した赤土と、ミミズが今まで生活していた柿畑の土を同量づつ混合し水で固めた。
上部18cmには柿畑の土を入れた。赤土と柿畑の土はいずれも5メッシュのふるいにかけた。


ふるい:5メッシュ(メッシュとは網目の細かさの単位で2.54cmの中にある網目の数。数が小さいほど網目があらくなる)


土をふるっていて気が付いたが、柿畑の土からは3cmほどのムカデが20リットルほどの土中から5匹ほど見つかった。ムカデは肉食なのでミミズの敵と思う。可能な限り排除したが目残しもあると思う。他にも細かい昆虫はいたが面倒なのでそのまま。アリはいなかった。

ドバミミズの飼育を開始する

21.10.8 飼育開始
今までは何となく「保存」という感覚で飼育してきたが、これからは数字を残し成長記録としてスタートする。
ここ数日、日中30度を越すような残暑が続き、環境の良い飼育場所を求めオロオロし、生活土の上や下に冷凍した保冷剤を置いたり、毎日1時間ほど冷蔵庫に入れたりしていた。
10/8夜に掘り起こしてみると、50匹中、小1匹が死んでいたが、他は元気そうだった。


この49匹を大(10cm超、5匹)・中(5から10cm、14匹)・小(5cm未満、30匹)に分け、それぞれを2リットルのペットボトルに入れて飼育を始める。大・5匹・総重量8.2g・平均体重1.64g、中・14匹・総重量5.8g・平均体重0.41g、小・30匹・総重量8.1g・平均体重0.27g、

飼育を実行するについて

★飼育を実行するについて大きく分けて次の項目を考えました。


A.ドバミミズの餌;
柿畑の従来生活していた土、台所クズを堆肥化したもの、牛糞堆肥、広葉樹の枯葉、シマミミズのフン、新聞紙を細断したもの、醗酵材としての米ぬか、有機石灰、を混合して与える。


B.生活環境;
イ:ヒーターを利用し冬の温度は20度をキープする ロ:エアポンプを使い土中に新鮮な空気を送り込む ハ:夏場は冷蔵庫を使い冷気を土中に送り込む ニ:巣穴を作りやすいように生活土中には赤土で底部を固めておく。ホ:生活土は成体1匹につき1.5リットルとする ヘ:生活土に少量の炭を混ぜてカビを防ぐ ト:湿度保持のため週一回緑水をまんべんなくかける チ:


C,容器;
生活土に深さ30cmを確保する。内、巣穴部は5cmとする。コスパの高いものとして2リットルのペットボトルを使いたい。